マウスピース矯正とワイヤー矯正との違い│大阪梅田でマウスピース矯正を行なう歯医者「アモウデンタルクリニック」

各線梅田駅徒歩5分/土曜診療/女性医師在籍

マウスピース矯正と
ワイヤー矯正との違い
mouthpiece and wire

一般的なワイヤーを使った矯正と何が違う? マウスピース矯正とワイヤー矯正との違い

マウスピース矯正とワイヤー矯正との違い

マウスピース矯正と、歯の表面に矯正装置を取りつける一般的なワイヤー矯正では、以下のような違いがあります。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いとは?

治療の流れ

マウスピース矯正

マウスピース矯正の治療の流れは、おおまかに以下のように進みます。

  1. カウンセリング
  2. 精密検査・歯の型どり
  3. 診断・治療計画
  4. 矯正装置の作製
  5. 矯正装置の装着
  6. 治療開始
  7. 保定

ワイヤー矯正と大きく異なるのは、矯正装置の装着方法です。
マウスピース矯正では、歯科医師が矯正装置を患者さまの歯につけるのではなく、患者さまご自身で矯正装置をつけていただきます。そして、目標とする歯並びになるまでに、複数の矯正装置につけ替えることで、歯並びを整えていきます。
矯正装置の調整のために通院する必要がないため、通院回数は2〜3ヵ月に1回と、ワイヤー矯正と比較すると少なくなります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正も、マウスピース矯正と同じように以下のように治療が進みます。

  1. カウンセリング
  2. 精密検査・歯の型どり
  3. 診断・治療計画
  4. 矯正装置の作製
  5. 矯正装置の装着
  6. 治療開始
  7. 保定

マウスピース矯正と異なるのは、矯正装置の装着と、通院頻度です。
ワイヤー矯正では、治療開始時に、歯科医師が患者さまの歯に矯正装置をつけます。そして、治療中は1~1.5ヶ月に一度のペースで通院し、歯科医院にて矯正装置の調整を行ないます。

治療期間

マウスピース矯正

マウスピース矯正では、マウスピース型矯正装置(アライナー)を歯並びの改善の段階に合わせて異なった形状の装置につけ替えることで、歯を少しずつ移動させていきます。
治療完了までに使用するアライナーの数は、患者さまの歯並びの状態によって異なるため、治療期間も歯並びの状態によって変わります。
歯を移動させる量が少ないケースであれば、数ヵ月で移動が終わることもありますが、複雑な歯並びで歯を移動させるのに時間がかかるケースでは、2年以上かかる場合もあります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正も患者さまの歯並びの状態によって治療期間が異なります。
歯の裏側に矯正装置を取りつける治療方法で、歯並びのデコボコが著しいケースなどは、やや治療期間が長引く場合もあります。

治療中の痛み

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、アライナーの素材であるプラスチックの弾性を利用し、弱い力で少しずつ歯を移動させるため、ワイヤーの力で強く引っ張るワイヤー矯正と比較すると痛みは強くありません。
矯正装置はごく薄くて軟らかいので、お口の中の粘膜を傷つけることや装着時の違和感も少なく、発音が妨げられることもほとんどありません。

ワイヤー矯正

ワイヤーで強く締めつけて歯を移動させていくため、治療中に痛みを感じることがあります。とくに矯正治療の開始直後は痛むことが多いです。ただし、数日で痛みにも慣れていきます。
矯正装置を歯の表面に取りつけるため、お口の中の粘膜や舌が傷つき、その傷が痛むこともあります。

見た目

マウスピース矯正

マウスピース矯正の矯正装置は透明なプラスチック製なので、装着していても目立たず、矯正治療をしていることが見た目にはほとんど分かりません。

ワイヤー矯正

歯の表側に矯正装置を装着する治療方法の場合、装置が目立ちます。ブラケットやワイヤーが白い「審美ブラケット」とよばれる装置を選択すると、やや目立たなくなります。また、歯の裏側に矯正装置を装着する裏側矯正(リンガル矯正)の場合は、ワイヤー矯正でも装置が目立つことはありません。

食事

マウスピース矯正

マウスピース矯正の矯正装置は、食事の際には取り外せるため、食べ物が装置に付着したり、挟まったりする心配もなく、治療前と同じように食事を楽しむことができます。

ワイヤー矯正

キャラメルやガムなどの粘着性の強い食べ物は、矯正装置に付着して取れなくなることがあるため、注意が必要です。また、硬い食べ物や噛みちぎる必要のある食べ物も装置が外れやすくなるため、なるべく食べ物を小さくして、奥歯で食べるなどの工夫が必要です。ほうれん草などの葉物野菜や細めの麺類なども、矯正装置に挟まりやすいため、注意が必要です。

歯磨き

マウスピース矯正

マウスピース矯正の場合、矯正装置を患者さまご自身で取り外せるので、歯磨きの際には取り外し、治療前と同じように歯を磨くことができます。 矯正装置に汚れが付着している場合は、歯ブラシの先端などでやさしく洗って洗浄をします。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正の場合、装置の周りに汚れが溜まりやすくなるため、専用の歯ブラシを使うなどして、丁寧に歯を磨きます。磨き方にコツが必要なので、治療前にしっかりと歯磨き指導をします。